ちーず研究所

好きなことをのんびり 読書/日記

銀英伝 外伝+α 感想

英伝 気になった時図書館に一巻がなくて、返却されるまで外伝でも読も!って貸し出されてなかったうちの螺旋迷宮→星を砕く者→千億の星/光を終えてから本伝読み始めたんですが改めて思うと意味わからん読み方してしまいましたね……(後から気付く)

 

 


ヤンのことが気になってたのでエレノアに行くやつまっさきに読んだんですが 430年のマフィアとかエルファシルの英雄とかについてめっちゃ説明あってミリしらレベルの知識だったので混乱しながら同盟の英雄話を急に詰め込まれてました そのおかげで一巻はじめの戦歴みたいなやつこれか!ってうなずきながら読めたんですけど……いや普通に一巻から入って横におきながら読んだ方がワクワクしただろうなと思いました


時系列ぐちゃぐちゃですよもう……キルヒアイスに思いっきり入れ込んでしまったので二巻に耐えられなかったですね…2日くらいなんも考えずに生きていました だって外伝ではキルヒアイス以外に頼れる人おらんかったんですよ!!!通じ合ってるのを感じていたのに……キルヒアイスが父母を10歳以来に訪ねるみたいな話でほんわかしてたのに……ワンチャンあれが最後の会話だったのでは……エーンエンエン…


外伝一覧見て気づいたんですが 本伝前にイゼルローン日記を読まなくてよかった……(唯一 一巻以降の話)

○○は死ぬ!でも外伝まで耐えろ!みたいな感じの情報に踊らされつつ本伝履修楽しみにしてるので銀英伝 夏が明けるまでには 読破してやりますよ!(まだ読み終えてない)


今トラバース法見返してたんですがこれ ユリアンってヤンの養子だと思ってたんですが いや 違うんだこれ……

ユリアンはヤンの被保護者であって養育費もらって育ててる居候みたいなもんなんだ……ヤン・ウェンリーユリアン・ミンツで姓違うのは戸籍上で二人の間には関係がないからなのか……家族だけど……やっぱり擬似親子じゃないですか!(喜ぶな)

養子だったらユリアン・M・ヤンとかに改名するもんな ラインハルトも爵位のあれでミューゼルからローエングラムになってたし ここラインハルトとユリアンの対比ですか? そんなことないと思うけど…

ユリアンがお父さんって呼ばないのはヤン提督が実際に戸籍的にも父ではないから ヤンの子供ではないから…大佐とか提督とか距離はかりかねてそうでいいな 名前で呼ぶのためらうの イゼルローン日記でも思ったけどユリアンの葛藤を感じるな…ヤンのこと師父って思ってるし

読み返したらちゃんと養子な気がしてきました 妄言がすぎる……


ミンツ家は長征一万光年のお家だし同盟とかアーレ・ハイネセンにわりと近い血筋だから同盟復活の顔になるのは血筋的補強があってすごいなあと思います シェーンコップと一番遠いところにいそう まあカリン嬢とくっつくから特に関係ないけど……


キャゼルヌ先輩頑張ってヤンに子どものユリアンをあてがって自分の娘の婿に〜って考えてヤンとの戸籍関係上他人じゃなくそうとしてたのにユリアンの彼女としてシェーンコップの娘さんが現れてかわいそう 死後になってしまいますがシェーンコップとヤンは夫婦の父という戸籍関係ができてしまったので……

キャゼ先輩読み返すと愛重くてなに?ってなりますね 6歳下の後輩を可愛がるの 自分の子どもと思ってる節がある


フィッシャー提督とメルカッツ提督とが二大孫になりたい老練提督です ビュコック提督はアスターテ前じゃないと同じ艦とかで一緒に戦えないので まかりまちがってイゼルローンにいらしてたら三大おじさまの孫としておじさま達を推してました(何)

総司令官になられたときに参謀長をヤン提督にしなかったのはイゼルローンがあまりにも大きなものでハイネセン本部にいるより在留司令官のが状況を任せられるからだったんですが(戻せる状況じゃなかったし)アルテミス破壊したからヤンは最後の砦まであったし

総司令官ビュコック 参謀長ヤン・ウェンリー見たかったな〜〜〜アムリッツァ前ならワンチャンあったけど……パン屋さんとお亡くなりになられたとき泣いちゃいました おじいさま〜;(孫じゃない)そのあとどんどん没されていくのでえ?え?となりながら見送りました 締結後ユリアンのサポートまではいかなくても 退役して幸せに暮らしてて欲しかった それだけなのに……


カレンダーのノイエシェーンコップ 女性がいる場面では腕組んでるのを痴漢冤罪対策呼びしてる人がいたから確認したらまじで全部腕組み(手の所在を明らかにしてる)で笑っちゃった 本編でも後方腕組み彼氏ムーブかましてたけど


戦争で死にそうな性格してるのはラインハルトだったけど病死だし時代が違ったらベットで死にそうなのはヤンだろうなあ でも平時に活かせる才能の持ち主ではない 二人とも

キルヒアイスとヤンが戦争の艦隊に撃たれて死ななかったのは 確かにそこで殺せる人ではないから 何もできない状態が一番死に近い……

ガイエスブルク フェザーン レダII号 ブリュンヒルト 残された側の壮大な死に場所探しに銀河を巻き込むな……(一周忌に後追い艦隊心中作戦は気狂いではないですか?)


ヤンフレは原作しか知らないのでお子さん的なアレがあったのか定かじゃないしで手を出してないんですが ライヒルの一夜のオモロ顛末は還らず以降屈指のギャグシーンでしたね ミッターマイヤー夫妻の花束プロポーズ(二巻くらいに初出)がこんな形で活用されるとは……もごもごしつつミタマは花束を贈ったときいて…って大量薔薇持ってきたの それでいいのかマインカイザー!って叫んでしまいました 笑い転げながら……ラインハルトは低学年小学生男子以下の恋愛偏差値なので……


8巻以降のイゼルローンとユリシーズにずっとカプセルに入った提督の死体があったのを覚えてて 一年以上ずっと提督の死体と過ごしてきた幕僚の皆さんのお気持ちをお聞きしたいなと思います……ユリシーズが撃たれて提督と一緒に爆破されるみなさんも見たかったですがブリュンヒルトに向かってったのでそんな場合ではなかったですね……

でもデリカさんが「これでやっとハイネセンに戻れる」「この人はハイネセンに埋める」みたいなの言ってたのでぜっったい本伝中は生前の形保ってますよ 日本じゃないから火葬とかじゃないだろうし 土葬……


魔術師と呼ばれた男の死体を乗せた船があてもなく宇宙を漂っている……という幽霊艦ユリシーズ

乗っているのは戦時中に亡くなった軍人の亡霊ばっかりなんだけどその中にはかつて実在した議員とか学者とかもいてなんでここに……となるやつ

偶然船を発見した調査員に説教っぽい話をしながらちょっとずつ乗客は減ってって最後は幕僚だけが残って みんなで成仏する場所を探してほしい みんなをヴァルハラに導いて……(?)最終的にイゼルローンに激突して(実体ないけど)戦艦ごと消えてくやつ これは……ゴーゴー幽霊船!米津に思想誘導されてるってわけ……


本伝はぶっ続けノンストップの地続きで展開していくからやめ時がわかんなくて完走一択になり時間があかんのですが外伝はちょっとずつ区切ってあるので気軽に見れます!


スタミュとノイエの監督同じって知ったの最近なんですけど監督作品のノリに好きみを感じてしまいましたね……スタミュの唐突ミュージアム(一期)好きでしたがそれとは別にノイエの唐突プラネタリウム椅子ドンにドドド興奮してしまったので監督 引きつけの天才……?急に来るので混乱と興奮を往復しながら幸福を感受してしまう サンキュー そのスピード感で生きててほしいな


CLAMP帝国同人誌出してたの?!!概念ギアスじゃん……CLAMPはガッツリギャグもオモロだけど枕美なので原作の雰囲気を壊さないシリアスのも他に追随を許さないサイコーさなのでシリアスのが好きだよ CLAMPの二次がある世界線 サイコーですね……


ライ(+)ヤンのA英 感なに?(会話ほとんどないですが一番好きなコンビ)

ラインハルトの側にずっとキルヒアイスがいる時空でヤンと会ってほしかったな 捕虜交換の時にまとめて集合してくれたらな…… ヤンのもとを訪れるカイザーラインハルトとお供のキルヒ(姉と婚約秒読み)を出迎える妻子フレデリカとユリアンのいる時空 ここがヴァルハラ……(ヒルダ嬢は?)


「最高の君主制時と最悪の民主政治のどちらがマシか」って議題が銀河英雄伝説田中芳樹の出した結論が「最悪の民主主義の方がマシだ。なぜなら最良の君主も何時か死ぬから」に対して小野不由美が「ならば最良の君主が死なない世界ならば?」という仮定で作ったのが十二国記〜(ここコピペ)っての最近知ったんですけどそうなん?!!同年に双方にハマってしまったオタクは……どうすれば…?

はじめに白銀までを休校で読み漁り十二国記にハマったんですけど 謎のNHK再放送(再放送!??)で銀英伝にハマってしまった年代遡りオタクなので……

うう藤崎竜屍鬼と銀英伝のコミカライズ)先生にも落とされる この展開 次は封神演義にハマるな…封神演義はアニメ化してないんですっけ?(すっとぼけ)

 

 

⚠️ここからガッツリ螺旋迷宮のネタバレです!ヤンウェンリーさん……好きになってしまいました……

 

「いかん、どうも暗くなってるなあ」

立体TVを消して、ヤンはクッションを抱いたままソファーにひっくりかえった。(螺旋迷宮)

クッションを抱いている!??なんで?21歳がクッションを抱くのか?なんのために…クッションが家にあることにも驚きなんですが 最低限のベット周りで過ごしてたし……

 

ヤンが問うと、それに答えようとして、キャゼルヌは資料がないことに気づいたらしい。インターコムで士官を呼び、資料をもってくるよう命じた。ひとりの士官があらわれ、キャゼルヌにファイルをわたしてすぐに出ていった。
ミンツ大尉というその人物は、30代なかばの亜麻色の髪をした士官だったが、ヤンは天井をむいて自分の考えにふけっていたのでら顔も名前もろくに覚えていない。

この方ユリアンパパじゃないですか?!!!そういえばユリアンを紹介したのキャゼパイセンだったな……部下だったんだっけ……パイセンはこの2年後に部下をなくすのか……(わりかし部下多そうだし 孤児のなかからユリアンを選んでヤンにあてがった理由は……?)(親族が誰もいないのは珍しいんでしょ)

ユリアンの亜麻色の髪は帝国から亡命したお母さん譲りだと思ってたんですがミンツ家の方だったのか…… なら祖母は帝国っぽい容姿として髪の色を罵ることはなかったんだろうな お顔立ち罵ってても嫌ですが……

 

「ずいぶんまめな人だったんだなあ」

ヤンの感心のしかたは、わずかに角度がずれていたかもしれない。ヤンは聖徳太子ではないから、できれば女性にもてたいな、と思ってはいるが、そのために努力をしようという意欲までは生じさせなかった。そんなエネルギーや時間があったら、本を読んでいるほうがよかったのだ。

これシェーンコップとかポプランにも思ってたんかな……ユリアンの師に二人をつけたとき 漁色家なとこは見習ってほしくないって思ってたよね…

 

ヤンタイロン 宇宙暦731年9月28日-783年3月27日

ヤンは5歳で母を失い、16歳で父に死別した。

「まあなんとかやっているから心配しないでくれよ、父さん、母さん……」

タイロンパパ命日3月27日でしたね ユリアンのお誕生日は……3月25日! おしい!(?)

 

なんとなく疲労を感じて、ぼうっとしていると、勢いよく肩をたたかれて、ヤンはあやうく椅子からずり落ちかけた。むろん、怪力の主はパトリチェフ大尉だった。

外伝読んでるとパトリチェフさんといる提督の幸せになれそう感がメキメキ膨らんでいきます〜〜艦隊に呼べてよかったね……


ここはイゼルローン日記で大興奮した記述たちです すごいサラっと爆誕発言してくる ユリアンが鳥の餌忘れちゃったやつと「怖いのだ。おまえはもういらないよ、と言われるのが、怖いのだ。」はものすごくよく覚えてます。ユリアンのうちに秘めた言葉提督本人に言ってやって!って感じですよね


「親父が事故死したときも、士官学校に入学したときも、エルファシル方面に配属されたときも、他人からそう告げられたんだからね。逆にいうと、私自身、他人に人生の転機を告げたことが何度もあるし、人生はたがいに宣告しあうことで成立しているんだな」


(p79)

わが家にはコーヒーが置いてない。コーヒー党のお客がきても、提督は喜んで紅茶を飲ませる。796年12/28


(p100)

水晶を銀の彫刻刀でほりあげたような(ヤンのラインハルトへの表現)



英伝読んでて登場人物が紙コップを手でくるくるする〜って表現が今のとこ艦隊の戦術以外で一番ピンときてないんですがつまりどういう……?

ハンバーグ捏ねてる的な?


ミーアキャットって言いたくてミッターマイヤーって言ってしまった ウォルフ……


ラインハルト チシャがだめって子供時代に言ってるけどこれなに?と思ってたらレタスのことなんですね?ヤンと対極で……

コーヒーは泥水派のヤンVSチシャだけは無理ラインハルト