ちーず研究所

好きなことをのんびり 読書/日記

十二国記 ネタバレ感想

十二国記 シリーズ完走しました!すっげーよかったですけど日常に支障をきたします!!

魔性の子から入ったので高里に肩入れしちゃいました 珠晶も好きです……

 

 

 

 


めちゃめちゃネタバレ感想です!

 

 

 

驍宗様と泰麒の戴主従めちゃめちゃ見かけるんですがやっぱ陽子と高里がダブル主人公だからってことですよね…?

王と麒麟の立場で語られるので過不足なく世界を覗ける〜〜逢山のあたり行き通ってますよね……神話感…

珠晶のお話つい最近読んだので昇山中はこんななんだ〜へえ……驍宗もこんな感じか……みたいな間接的供給を感じたわけですが

陽子と尚隆は胎果だからその道のりがないけど 補われる世界のことわり

利広(宗王を間近で見ている)一緒にいたわけだし祥瓊嫌いなのわかる〜ってなりました 怠けてる人嫌いそうな昇山動機だもんね

更夜も出てきてて国を巻き込む王気〜を強く感じましたね 利広もね

更夜はろくたと一緒にいるんですかねあそこに……何してたの?約束果たせましたか?


珠晶すごい好きです……ううう

「義務だからよ!」でとどめ刺されましたね 「正しく生きている人への侮辱ってことに……」も好き〜!ってなったしなんか あこがれ?

陽子さんにも思った 陽子…抱いてくれ……みたいな感情を……女性陣がかっこよすぎます

王さまの役割だもの……

 

 

 

 

 


白銀 泰麒が正頼を見捨てる決断をするとき どうすればいいのか考えて、途方に暮れたあと「先生…」って呟いたのがすごい印象強くて

私は魔性の子から入ったので、魔性の子が時系列としては一番進んでいる出来事だったのだろうなと読み進めて 蓬莱から帰ってきたばかりの泰麒(10歳)からゆっくり時間が進んでいたので出会ってない広瀬を感じることがなかったわけですが白銀が一番最新の話になったからには広瀬にふれるのはありえたことで……いやこんな厄介オタクみたいな愛着は持ちたくないですけど…

白銀 前半二冊かけて伏線張ってたの正直辟易だったんですが視点が泰麒と李斎二人のもので同時進行だからひとり1巻分の伏線と考えればいつもどおりなんですよね?!!

三巻冒頭から怒号の救い展開なのも楽俊登場!のノリだと思うとイケる……変わらないな……小野先生……思い返すと月の影とか従来の展開と同じだから信じて耐えろ!ついてこい!って気持ちですね


月の影 潮騒の音がする〜とか魔性の子 潮の匂いがする〜とか胎果で海客だからの表現っぽいと思うんですが血を潮騒に例えるのウンウンってなりました 蓬莱のことにあんまり触れない短編を続けて読んだので初期の表現懐かしいな 故国喪失者も重要ワードだと思ってたんですが十二国記てより魔性の子のキーワードでしたね 十二国記で進む時間分蓬莱にいる広瀬に思いを馳せると絶命してしまう 私は広瀬なので…(?) 白銀で泰麒に呼ばれたので生き返りましたが……あの仁の本能を忘れてる高里青年、多感な時期にはものすっごい悪影響ですよね 無抵抗でいるな〜!目覚めてしまう…

 


だが、その声が最後まで発せられることはなかった。泰麒が体当たりしたのだ。(白眼三巻)

この場所でちょっと笑っちゃったんですが(笑える場面ではないです)たぶんポケモンの初期技「たいあたり」を連想してしまったんですよね

すごい可愛い言葉選びだな…って思います 麒麟って目方より軽いので、この時泰麒は力限りのタックルしたのかもしれないけどちょっとポカって雰囲気があります 妄言で喜ぶな でもその後の たたらを踏むと踏み止まろうとして前のめりに倒れ……から結構ガッツリアタックしたのかな?精一杯なのにギリギリな感じかわいい


白銀の泰麒さん 魔性の子の広瀬を経た彼なので性格が違うのに魔性未読の人混乱するでしょ!魔性読んでても混乱しますが?!!

ほんとに仁の生き物か?ってくらいずんずん進んでて 高里時代に経験したことが植え付きすぎている……心開いてほしい 驍宗見つけたときには正頼のときみたく取り乱しててそれを見た現在しか知らない人に驚かれてね あの台輔があんなに優しく笑うんだ……(麒麟だし当たり前か…)というドキドキに駆られる 夢小説になってしまうが?

 


雛泰麒がよく語尾に「〜かしら」って言うの男の子が使う言葉っぽくないよな…と思ってたんですが「お控えなさいませ!」とかは蓉可が言ってたし女仙の語彙をインプットしてるってこと?!

こちらの世界で生きていくんだ〜って気持ちが強かったから白圭宮の隠し道とか思い出せるんだし……細かい…


月の影で陽子が剣を使わされる景麒が使うんじゃないの?って聞くとそんな趣味はないって言うんだけど そう考えると4巻ラストの泰麒にウワ〜〜〜となります 麒麟は武器をふるわないんです……使令が麒麟の殺意に代わってくれるから……(あ〜〜)

たいかじゃない(普通の)麒麟の代表は景麒なので彼の行動が泰麒の異質さをすごく際立たせてくれる……

慠濫と仙子があんなに大暴れしてたぶん白銀では大人しいんですが4巻ラストの泰麒の独白(琅燦についてのあたり)で叩頭の提案じゃない〜ってとこで事前に言われれば使令を抑えることができる……ってあったのが前後の文からすごく謎で

「ある時点から泰麒は麒麟の力を取り戻していた」は琅燦の考えだけどそれならもっと前に驍宗を助けに行けたし、ならそうではないミスリードだと思うのに、泰麒自身の独白で力を抑えるってあるから麒麟の力をあるじゃん!ってなったんですよね

でもこれ 魔性の子で後半で広瀬が殺されそうになったあたりにもう使令を御すことができたのを思い出すと「王気を感じられないけど元からいた使令は抑えられる」という程度の力は戻ってるんだ!と考えいたりました な〜るほどね!

 


ラストの融けた泰麒〜力尽きた泰麒を回収する計都とか 布を広げる〜ってあるので全裸じゃん!って読み返して大興奮しました でも地におろす…ってとこ驍宗が麒麟の方に乗ってたはずのに計都が…って変な体制になるので喘ぐように息してるのは獣の方の泰麒なんだろうな…

うんその後に布の中から泰麒が人の姿を……ってあるのでそうですよね でもそこの過程で全裸でしょ!青年に差し掛かった麒麟のはしたない姿!状況が違ったら大興奮ですね…

でも次の瞬間布一枚で計都の上に乗ってるし 計都の主人は驍宗だし 主が一緒なら乗せてくれるだろうってあるし

やっぱここ布一枚のみの泰麒と驍宗が計都に相乗りしてるんですよね?!!!マジ?正気か?

まあ景麒も陽子の前で全裸なときあるしな……(たぶん)

 


泰麒を取り囲んだ人間たち。精神的に責め立て、身体的にも、調べると称し、怪しげな器具を使って圧迫を与えた。(黄昏二章)

汕子〜!!言い方を!考えて!一瞬でよからぬ光景が浮かんだだろ!!と叫んでしまいました 泰麒スマン


1.2巻 クルッポーと死にかけの武人に心乱されるのしんどすぎて読んでるとき結果を急ぐ驍宗様みたいになってましたね(?)

3.4巻での怒号の泰麒の心情打ち明けというネタバラシ 爽快すぎて求めてたのはこれよぉ〜!!となりました

いつも上下巻だったから……一巻ぶんの伏線に耐えれば良かったのにまるまる2巻目的を見失い暗闇を探す李斎と泰麒くんを見せられて…俺は……となってしまったので…

最後の長編だからって伏線が凄すぎるんですよ!!短編もたのしみで〜す……(二度刺す)


この瞬間の感情のために わたしは読んでる!!(ラストの駆け抜け)

読破後の爽快感すごいので十二国記シリーズおすすめです!


じゅうに“こくき” 国記でもあり黒麒でもあるの 魔性の子を0巻に据えることで明らかになる同音異義語ですね

まあ麒麟は基本黄色なので偶然高里が色違いだっただけなんですが……

 

 

 

 

 


傲濫が食べるのってヒト型なのか麒麟型なのか気になる この部位はだれだれね〜って使令仲間で決めてても一方の姿でしか割り当ててなかったら戦争起きちゃう……

死ぬときに使令のこと考える力とか残ってなさそうだし……いや振り絞って事切れるのかもな 麒麟型だと番みたいに大事に抱えそうだし傲濫が人を模してヒト型と一緒にいそう

泰麒 風の海で動物に好かれる〜って言ってるじゃないですか 麒麟だから騎獣なでなでできたし、でも蓬莱でも犬が寄ってきたりしてたし 生来の素質なら鴻基に降りたとき猫とか犬とかばーっと寄ってきてかわいい絵面になるでしょ!ギャンカワ……

魔性の子で描写がないの 傲濫にみんなビビってるだけだと思うんです!ディズニープリンセスになってる高里(憂い顔の薄幸青年)がいなくてよかった……そういうとこはサンキュー!


仙になれば不老不死なわけだし人魚伝説ないんだろうな あったら半獣差別ひどくなってるか祀られそうだし 妖魔もその形なら食べそうだし

聞いたらおぞましい!って嫌がりそう


泰麒が成獣している〜って黄昏に出てきてましたか?何歳ぐらいで止まってるんだろう……永遠に青年のままでいてくれる仙籍システム ショタコンに優しい…

氾麟が美少女ってなってて美醜設定あったんだ〜って驚きましたよね 話変わるんですが魔性の子での広瀬の心象 平凡とかなぜか目が惹かれるとか(?)もまんま受け取っていいんですか?でも胎殻被ってるからな……

白銀の泰麒さんはもしかして美少年なんですかね?わからん……李斎は美人なおねえさんってイメージがついてます


驍宗と泰麒、それぞれ馬と鹿の字がついててカワイイ〜ってなります 白銀後常時ピリピリしてるのにお互い一緒にいたらポンコツと化す感じ……引き合わせたら惚気ばっかりなのかもしれない それは阿呆なわけですがその字を持つ阿選はすでに……

あっもしかして双璧と泰麒は馬鹿と阿呆のセットだったんですか?!!(こじつけ)


麾下でわちゃわちゃしてる時とかで保護者ムーブだす李斎は好きです ムーブなだけでちゃんと守りきれないやるせなさがいい 文州の乱の時も白圭宮の門くぐってて泰麒のそばにいなかったし……

泰麒以外には簡単に心動かないだろうししかしそれはお互いに母子みたいな親しさなので百合〜って感じがする 耶利と泰麒の絡みも好きだな……受けが女の子と絡むの好きマンになってしまう……


泰麒 刃物突きつけられても物怖じしないし逆に向かっていくので、人質になった泰麒に犯人の方がビビってしまい手元がくるって鬣ばっさりしちゃう展開あると思います!

あ、とは思うけどこの人から離れるのが先だな……と判断して澄ました顔してて後で転変したときのこと心配する 周りの方がショック受けるでしょ

本人は蓬莱では短いのが普通だったし……と気にしてないけど阿選謀反の泰麒とか弱ってる姿を思い出して(なにより痛々しくて)なんてことを!って犯人を瞬殺する勢いで睨む

まあ傲濫がいたらそんな事態にはならないと思います!風の海での汕子の時みたいに目を離してなければ……


白銀 表紙の驍宗様は褐色肌な気がするけどあれは謀反前の姿なのかもしれないし 朝を開いたときは雪国のお肌になっているのかもしれない……

なんか記述ありましたよね

でも褐色って日焼けゆえの褐色だったんですか?そうだよね雪国だもんね……いやでもでもまわりもみんな褐色じゃなきゃおかしいって!生まれ持って浅黒いんだと思います!木に実るわけだし!

陽子さんに小麦色の肌っていうイメージなかったんですが(記述あった?)支部見てるとだいだいこんがり焼けてますよね……あっアニメ十二国記の影響だ!な〜るほどね!高里は色白そう…蓬莱での趣味スケッチで内向的だったし…

真珠色の角?額に輝いている〜って読んだ気がするな 鬣が黒色だからなんかヒト型とのカラーリバシ考えてしまう……鋼色って黒色とは違うんだろうなと思うんですが魔性の子の記述だと…まあ蓬莱の姿は胎殻被ってるからな……もっとヒト型の容姿に言及してくださいお願いします

 

 

 

 


仁重殿に王は入れないけど正寝は遠慮してるだけで麒麟の方は勝手に入れるのいい〜ですね 王は送り狼じゃないんだなあこれが…… 王のそばにいるのがうれしくない麒麟はいませんもん!ねっ景麒!

慶国主従 予王が恋慕して国滅びてるからか陽子さんが景麒のこと恋愛対象に見てないの(功での苦しい生活からいろいろ捨ててるので) すごい好きなんですが 陽子さんには楽俊いるもんね〜という なんであそこの主従は発禁展開が出てこないんだろう…ごめん戴主従はどっちも男なのにガリガリ考えてて……

麒麟がおんなのひと、王がおとこのひと の役割っぽいですよね 慈悲深いのくだりとか女神か?って感じ


穢瘁がやばいのは自分の手を血で濡らしたからだけど白圭宮の政に関するゴタゴタはまだ平気だったんですかね いやそれもあって追い討ちがかかったからぶっ倒れたのかな……かわいそう……表紙の青年が成獣してるのドスケベすぎませんか?こんな儚なそうな姿なのに……成長しないのか…阿選の誓約強要のとこでみんな思ったでしょ…

目から涙の代わりに血が出てきたのに魔性の子での屋上自殺を思い出して耐えたのサイコーでしたね!!!あれ絶対目覚める ケモ属性でさえ危ういのに……おじに追いうちをかけるな!

屈辱的な姿似合う〜〜 ヨッ!傾国の麒麟!あの冷たい外向き態度は景麒を見習ったんですか?顔が優しそうなのでギャップに殺される……

阿選に対して「あなたが王です。残念ながら」って平然と欺瞞する泰麒 未亡人の風格がありすぎる 驍宗のために身を切っていてとっても…えっちです……そのあといろいろなNTR展開が続くのも背徳的ですよね……(語彙がない)

女仙の言葉遣いに倣っているんだろうなと思うんですがあまりにも未亡人 貞淑な妻!って感じ……


禅譲したなら周りの官は髪切り詰めするのかなって思うけど麒麟はするのでは?!喪に服するのでは!?

予王禅譲のすぐあとに景麒も短髪の瞬間が……ないですね……麒麟自身は断髪したい気持ちでいっぱいだけど官が止めるでしょ!景麒も鬣を想像して思い直すでしょ!彼はそういうイメージです

泰麒 もしかして短髪のまんまなのでは?!一巻表紙がいつごろかはわからんけど挿絵と長さ一緒だし……穢瘁の後遺症で鬣が伸びるのがバカ遅いとか……(都合の良い後遺症)

まあ魔性の子で少年みたいな短さだったからな……でも10歳のときには肩につくぐらい伸びてるんですよね…やっぱ鬣ペナルティ!?興奮する……いやあの頃とは顔の大きさとかも違うし……

あの世界の認識とかで普通ではなかなか見れない(と思われる)うなじがいいんですよね!しかも麒麟の!(レア中のレアみたいなテンション)

麒麟は髪も結わず垂らしてるから……供麒のとか主上じゃない限り見れないでしょ!それが惜しげもなくもうバーっとでてる泰麒!少しは隠れる立襟でよかったよ いやあのチラリズムがいいんですよね

叩頭強要のときみんなうなじ見えただろうな 色っぽい……(可哀想なのがえっちなんです!)後ろからガブガブするの好きそう スマン……

毛繕い中に転変してしまい主上の御前で全裸をさらすの絶対どこの国でもやってるでしょ!だって逢山ではそれが普通だったから…………(なんて教育を…)

 

 

 

 

 


3月くらいに学校で借りてたんですけど、休校になったのでじっくり読んでて、すごい長い間白銀保持してました……迷惑な生徒だった…

でもそのおかげで勢いのままシリーズ完走できたので申し訳ないですけどよかったです!

久しぶりに新規ノベル完走したので熱が冷めずもうずっともだもだしています〜〜新作短編集はやく読みたいです!

 

ありがとうございました!